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東西色のお話
Magenta:日本の花色の巻

印刷インクの基本ともなる濃いピンク「マゼンタ(マジェンタ)」の語源はイタリアのミラノの西ある町の名前です。
 19世紀半ばの当時はまだオーストリアに支配されていた北イタリア。イタリア統一を目指していたサルディニア連合軍は「マジェンタの戦い」で、オーストリア軍をみごとに破りました。時を同じくして鮮やかなピンクの有機染料が発見された事から、この名が命名されたというものです。
 さて、日本ピンク系伝統色には、花の名前を当てたものが多くみられます。
    「牡丹」 「躑躅(つつじ)」 「撫子」 「紅梅」 「桃」 「桜」等。
 それぞれ一列に配色すると、ピンクの濃淡グラデーションを描くようです。ピンクはソフトでロマンティックなイメージですが、平安の貴公子は桜色の狩衣を着用することも珍しくなかったそうです。
ピンク系統の色彩を日常の暮らしに取り入れると、若々しくさせるハッピーな作用があります。ソフトなピンクはインテリアにも合わせやすいでしょう。 やさしい色調と合わせれば、温かいイメージに、モノトーンの中にアクセントカラーとして用いると、洗練された装いが楽しめます。





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